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猫が甘えて来たから触ったり撫でていたのに、なぜか急に咬まれてしまった！という事は無いでしょうか。
実はこの行動には名前も意味もあります。ご存知だったでしょうか？
愛撫誘発性攻撃行動（撫ですぎ猫反撃行動）とは？
今まで大人しく撫でられていた猫が急に噛んでくる、その行動のままの名前があります。
愛撫誘発性攻撃行動（撫ですぎ猫反撃行動）は英語ではPetting-induced aggression、直訳すると「ふれあいによる攻撃性」という言葉通りの意味になります。
なぜ猫は急に咬んでくるの？
猫の特性によるものと呼ばれていますが、具体的な理由はあまり良く分かっていないのだそうです。原因としては、撫で方や触れている箇所が悪い、撫で過ぎによる猫の拒絶行為では無いかと考えられています。
満足した・飽きた・興味が逸れた場合もあるので咬まれたからと言って「嫌われてしまった」と落ち込む必要はそこまでありません。
愛撫誘発性攻撃行動を避ける方法や対策はある！
猫にやめさせる事は不可能ですが、人間側が猫の愛撫誘発性攻撃行動を避ける事はできます。
尻尾を床に叩きつける・ゆらゆらさせる・左右に大きく振っている場合はフラストレーションが溜まっている証拠です。
また、猫が体を突っぱねたり反らしたり、手で押し返そうとしてくるのも「もう結構です」というサインです。
これらの動きがあったら猫から離れて様子を伺いましょう。
猫は撫でて欲しい時は体を寄せたり催促してくる事が多いので、猫がOKの時に触ってあげれば愛撫誘発性攻撃行動を受けてしまう事はかなり減るはずです。