無意識に潜む悪意無き虐待飼い主にならないために

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人間が最初から嫌いなペットは居ない

ペットの種類や育った環境によってペットの懐き方は当然変わります。
人に対して敵対心を向ける動物は、過去人間から受けたトラウマを抱えている事が多いです。
痛めつけられたり嫌な思いをさせられ続けた経験がストレスとなって、暴力的・反抗的な行動として表れている可能性が高いのです。

力を使ってペットを操ろうとしていませんか?

ペットは自分の思い通りに動く都合のよい可愛いだけの操り人形ではありません。
特に、自分の方が立場上強い事を誇示し、恐怖心で相手を支配しようとしているにも関わらず、自覚が無いのは恐ろしい事です。

動物だから良く分からない、では済まされない

無知はペットを不幸にします。飼い始めは分からない事があっても当然ですが、知ろうとしない事、調べようとも思わない事は罪と言えます。「知らなかったから私は悪くない」という言い逃れは許されません。

問題行動が見えてない事も

ペットがやたらと吠えたり噛み癖があっても可愛い、じゃれている、元の性格のせいと思い込み、無自覚のまま躾を怠る飼い主さんも少なくありません。
もしかしたらペットに体調不良や何かしらの疾患があって問題行動が起きている事を見逃している可能性もあります。気になる事があったら放置せずに病院で一度見て貰いましょう。
問題行動を放置していると、他人に噛みついたり、最悪人命を奪ったり取り返しのつかない事になってしまうかもしれませんよ。

放置も立派な虐待です

暴力も振るっていないし、餌を与え、衛生を保ち、病院に連れて行ってしっかり世話をしているのだから虐待は無いと思い込む人も居ます。本当にそうでしょうか?
会話が通じずとも、コミュニケーションをとらず居れば精神的に参ってしまうのは人間と同じです。
ペットの問題行動の原因の一つとして、コミュニケーション不足の可能性も充分あり得ます。

好きにさせてあげる時間も大切

時には構い倒さず自由にさせてあげましょう。ペットも人間と同じ様に、監視の目に晒され続けるとストレスを感じる事があります。
ただし、あの時は駄目でこの時はOKという細かい判断は動物には通じません。
混乱してしまわない様に、駄目なものは駄目!としっかり教えた上で、自由な時間を作ってあげて下さい。

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