多頭飼いの飼育崩壊はこうして起こる…異常収集癖の動物版「アニマルホーダー」の闇

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※画像はイメージです

国内外でアニマルホーダーによる飼育崩壊が問題になっています。
特に猫は体躯・鳴き声が小さく、お風呂も不要と飼育ハードルが犬に比べると低い為、軽はずみに手を出してしまう人が多いそうです。

アニマルホーダーって?

ホーダー(Hoarder)とは要らない物を溜める人を指す単語で、アニマルホーダーは飼い切れないペットを抱え込んだ飼い主さんや事業主の状態の事を言います。日本語では過剰多頭飼育者に該当する言葉です。

ブリーダーやペットショップとは何が違うの?

多頭飼いをしていても飼育環境や必要な物の補充等、基準を満たしていれば特に問題はありません。
逆に例え数頭であろうと糞尿の始末や餌の補充、病気の治癒を怠る様な飼育の仕方をすればアニマルボーダーにあたり、虐待疑惑で動物愛護法に違反する恐れがあります。

なぜアニマルホーダーになってしまうのか

管理できる範囲を認識出来ないのが一番の原因とされています。
自分を犠牲にしてでも弱気を助けるという大義名分の元、その正義感や支配欲を満たす事に知らず知らずのうちに溺れていってしまうのです。
また、増え続けていく内に「何匹増えても同じ」と次第に感覚が麻痺していく事もアニマルホーダーの特徴の一つと言えるでしょう。

アニマルホーダーの心理

アニマルホーダーに陥っている人には大体自分が病気だという自覚はありません。
糞尿や死骸等の悪臭を周囲の人に指摘されて、やっと気づく様なパターンも多いそうです。
アニマルホーダーには貧困者や孤独な人が多いと言われています。自分よりも弱い者を助けているという悲しい優越感がそうさせてしまうのかもしれません。

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