新発田警察署が保護したペットの迷い犬が、名札を付けていたにも関わらず飼い主への連絡も無く、放置され続け衰弱してしまった事実が、飼い主のお孫さんのTwitterの拡散による告発で明らかになりました。
現時点では物的証拠が無く、ペットが無事だったこともあり飼い主さんはこれ以上事を荒げたくないとの事ですが、これが事実なら許されざることでしょう。
【物議】「警察が犬を虐待」ツイッターで拡散し苦情相次ぐhttps://t.co/XKwnnfwuCd
「保護された犬が放置され衰弱、落とし物に餌をやる必要はないと言われた」というもの。新潟県警は「適切に保護していた」と否定。— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年12月27日
警察と飼い主の意見が食い違う
飼い主のお孫さんの証言では「警察は犬は落とし物で連絡をする必要も、えさや水をやる必要もない」と虐待同然の言葉を口にしたそうですが、警察はなんと「そのような事は言っていないし、餌も水も与え適切に保護していた」などと、真逆の意見を口にしたそうです。
警察が嘘の証言をしている説が濃厚?
警察は犬に餌や水を与えたが食べなかった、飼い主からの苦情も無かった、という主張をしているそうですが、飼い主さんは犬が繋がれていた場所は屋外で、屋根はあるが風を防げるような物はなかったため、引き取った時犬は低体温になっていたというツイートも。
杜撰な対応をしていたのは犬の健康面を見れば事実と分かりますし、餌に関しては証拠が無い為警察側が保身の為に嘘をついているのでは?という疑惑のコメントも多数残されています。
警察は保護する義務はないの?
手厚く管理・保護する義務は確かに無いのかもしれませんが、もしこれが事実なら、幾ら何でも情が薄いと言えます。
過去迷子になり警察に預けられたペットがちゃんと良くしてもらえたという前例もありますので、警察と言う組織の全てが悪いとまでは言えないでしょう。
そもそも警察には特定出来る情報が付いている落とし物に関しては、持ち主の紛失届や捜索届が提出されていなくても連絡する義務があります。
動物愛護法に違反する
保護した動物に対して、特に理由なく給餌・給水をしないで衰弱させた場合は虐待扱いとなり違法行為になります。物だからという理由は適用されません。
飼い主の監督不行き届きと言う声も
飼い犬が目を離した隙に脱走したのは仕方が無い事かもしれませんが、飼い主の管理不足という厳しい声もあります。
実際警察は動物のプロフェッショナルではありませんし、餌代や保護するお金を税金で工面したり、脱走したペットの全てに特別待遇をしていたらキリが無いのも事実でしょう。