犬が吠えたり噛み付くのは野生の本能、ごく自然なことで、治らない場合は性格や犬種のせいだと諦めていませんか?また、外でワンワンとけたたましく吠えている犬を当たり前の光景に思っていませんか?
実はそれらは全て問題行動であり、大抵の場合は飼い主さんの躾不足なのです。
犬はしっかり躾をすれば妄りに吠えたり噛み付いたりしなくなります。
愛情不足や間違った育成は犬のためにならない
人との絆や関係性を理解していない犬は問題行動を起こす可能性があります。
犬の為と思っている言動や行動が犬をダメにしている事もあります。
飼い主さん都合や気分次第で、犬の気持ちを無視した行為を示す事も良くありません。
厳しく叱ったり、逆に甘やかして何でも許してしまうのは犬のためにも飼い主さんのためにもなりません。
誰にも迷惑はかけない!は嘘
吠えても噛み付いても、手綱は握っているし、家族だけで誰にも迷惑はかからないから大丈夫!と安易に思われている飼い主さんは実は結構いらっしゃいます。
もしも散歩中に問題行動が出たらどうなってしまうでしょうか?
人間だけでなく同じく路上や公園で散歩したり、ドッグランで過ごす犬にも迷惑がかかります。
迷惑どころか、最悪事故が起きる可能性も否定は出来ません。もちろん自宅内での吠え声も外に漏れているのならご近所トラブルの素です。
特に昨今、小型犬は愛玩性や力が弱い事からと躾を怠り野放しにしがちな飼い主さんが増えています。直ちに対策を取るべきだと言えるでしょう。
飼い主さんが望まない犬同士の接触も控えて
無理やり犬同士を仲良くさせようとする飼い主さんもいらっしゃいますが、どちらかの犬の気が立っている時は絶対に接触させないようにしましょう。
問題が起きても「犬のやった事だから仕方がない」と犬のせいにして罪を認めずやり過ごそうとする人も少なくありません。
それでもうちの犬は吠えたり噛み付いてしまう…
過去の経験やトラウマから人間や犬等他の生物との接触がダメになっていたり、矯正が難しい場合もあります。その場合は妥協せず、なるべく他者との接触を避ける他ありません。そういった配慮も犬を飼っている以上は怠るべきではないのです。
もしも何かトラブルがあった場合は飼い主さんの責任になります。
また、それまでは吠えたり噛み付いたりしなかった犬が急に問題を起こすようになったら、病気で気が立っている可能性もあります。その場合は一度お医者さんに相談してみましょう。