狂犬病の注射はなぜ必要なのか?

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※画像はイメージです

狂犬病の注射の予防接種率は国内では登録総数の7割程度にとどまっているようです。
予防注射は犬を飼育している人の義務です。
狂犬病は危険な病気ですが国内ではほぼ撲滅したとされ、危機意識が薄くなってしまったと言わざるを得ません。

国内ではほぼ無いんでしょ?

「医者がお小遣い稼ぎの為にやってる無駄な行為」「室内犬・小型犬だから大丈夫」「副作用で死亡するほうが可哀想」「健康だから通院は必要ない」と誤解している人がまだまだ多いです。
国内に狂犬病の発症例が少ないのは予防注射が義務付けられている恩恵であり、国からのお願いではなく義務なのは狂犬病がそれ程までに恐ろしい病である為です。

治療法ほぼ無し、死亡率もほぼ100%

狂犬病と言う名前がついていますが、人間にも罹り症状は重く、治療法が未確立のため発症した場合の致死率はほぼ100%です。

台風や災害時に避難所に入れなくなる!?

自治体によってはペットと避難所に利用する際、鑑札と注射済票が必要になります。
つまり狂犬病の注射を打っていない犬は避難所を利用できない可能性があるのです。
避難先でもしも狂犬病が発生したら二次災害になってしまいます。
また、予防接種を免除理由(病気や高齢によるもので医師の検査結果による判断があるもの)無く発覚した場合、狂犬病予防法の法令違反で逮捕、20万円以下の罰金を支払う事になります。

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