ペットの難病・治らない疾患に安楽死を選ぶべきか?

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重病で苦痛や負担が大きい場合や、疾患によって生活維持が困難、または飼い主さんが高額な医療費を払い続ける事が厳しい場合等、ペットの安楽死を引き受けてくれる獣医師さんもいらっしゃいます。
ペットに安楽死の判断を下すか否かは飼い主さんによっても賛否両論であり、とても難しい問題です。

最期までちゃんと看取るべき派

苦楽を共にしてきたパートナーである以上、最後の瞬間も逃げずに向き合うべきだと言う人も少なくありません。
生死を他者が選んだり奪ったりすることは道理ではない、生きる事とはどんな事かペットの死を通じて学びになると考える人も居るようです。
また、安楽死を選択する事によって「自分が殺してしまった」と思い込み後悔し続けてしまう人も居るようです。
日本人には安楽死の制度が無いので、ペットに安楽死があるのはおかしいのではないか?安楽死は自然ではない、冷たい、という価値観も根強いようです。

長期的に苦しませるのが愛なのか?

一方で、延命の為に苦しまされてペットは恨んでいるのではないか?安楽死を選べず投薬や手術を繰り返して結局長期的に苦しませてしまうだけだったと自分を責めてしまう飼い主さんもいます。
ペットと飼い主の苦しみを人間の価値観やエゴで「一生懸命生きた」と努力美談にしないで欲しいと考える人も少なくありません。
また、ペットの苦しむ姿を見続けた事が飼い主さんにとって結果的に強いトラウマや精神的負担に繋がる可能性もあります。
ペットの心身の負担を考えるなら、早いうちに楽にしてあげたほうが良いと考える飼い主さんも居るようです。

お金の事情も…

治療費には幹部や症状、病気の種類によっては治療に即金で数百万以上もかかる場合があります。
数百万掛かるような大手術の場合、治る可能性がかなり低い事や、回復しても療養や延命にさらに莫大な費用が一生涯掛かり続ける事もあります。金額を知って安楽死の道を泣く泣く選ぶ飼い主さんも居るそうです。

正解なんて無い

大切なペットの最期をどうするべきか、真剣に考える事が重要です。
法律の面においてペットの安楽死が権利として認められている以上、他者が飼い主さんに口出しする権限は無いと言えます。デリケートな事情ですので、飼い主さんがどんな選択をしようと、周囲は責めずに容認するべきと言えます。
安楽死に関して恐らく正解は無いと言えるでしょう。

  1. わんにゃん より:

    なんというかペットを飼っている人とそうでない人でも意見が割れるような気もする。
    他にもペットは家族だから最期を自然に看取るのは当たり前だと思ってる人と、ペットはあくまでペットだからそれなりの対応をするって割り切る人も居るんじゃないかな。
    要は気持ちの問題。

  2. わんにゃん より:

    日本人にも安楽死の選択があったらもっと価値観が変わっていくと思うんですよね。
    昨今は辛い事を他人に強要したり美談にする事を良しとする風潮は古い!ってなってきてますし。

  3. W.U より:

    僕は反対ですね。ペットの安楽死。
    でも他人に対して安楽死させるなんてかわいそう!だなんて言うのはどうかと思います。
    僕の反対は単なる感情論だと思います。
    それで他人の価値観を否定するのは良くないと思います。

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