そろそろ桜の花びらが舞い散る季節になりますね。
桜は良い香りに加え見た目も綺麗で花びらや葉っぱは食用品としても活用されます。
ですが犬や猫にとって実は気を付けたい有害植物だったりします。
桜の良い匂い「クマリン」は毒?
桜の良い香りの元である「クマリン」は塩漬けされた葉から発生します。
実はこのクマリン、肝毒性・腎毒性を持っている為、桜餅に着いてる葉や桜の塩漬けを適量食べる分には問題ありませんが、人間でさえ大量摂取は危険な症状を起こす食べ物です。
犬猫はクマリンの成分で中毒症状を起こす可能性も考えられますので、絶対誤食させないようにしましょう。
気を付けたい犬猫の桜の葉や果肉の拾い食い
桜の花びらに有毒性は無いと考えられていますが葉・果肉・種子・樹皮の誤食は危険です。
桜並木の下は大量に落ちている事が考えられる為、いちいち気を付けるのが難しいので、拾い食いが癖になっている犬は近寄らせない方が吉と言えます。近くに桜の木が植わっている家屋は風で窓や扉から舞い込んでくる事もあるので掃除は徹底しましょう。
マズルガードを利用するのもアリ
春は桜以外にもペットが避けたい植物が多く芽吹き始める時季です。
一時的にマズルガードを散歩中に着用させて誤食を防ぐ事も一つの手と言えます。
見た目が可哀想、周囲に虐待に思われるのを避けて使用したがらない飼い主さんも多いですが、昨今では猿轡のようなものではなく、可愛らしい見た目のものや、洗って清潔に使えるように手作りしてる人も多いようですよ。
さくらんぼの種も実は危険
さくらんぼは犬も人間も美味しく食べられる果物ですが、さくらんぼの種の中身は少量でも摂取すると、刑事ドラマ等で有名な毒物である青酸カリが体内生成され腹痛を引き起こす可能性があります。
人間でさえ中毒症状を起こす事があるので、犬が誤食してしまった場合は症状に関係なく、即時動物病院に相談した方が無難と言えます。
昔梅干しの種の中身とか取り出して食べてたけどあれ今思うとヤバかったんだよね。
ちょっと前にびわの種で杏仁豆腐作るの流行ってたけど、農水省がやめとけ!って注意文出してたしねぇ。
調べたらさくらんぼの種すりつぶしたやつだと人間でもたった二粒の量で死に至る事もあるらしくてさくらんぼこわ!!!ってなった
桜って結構危ないんだ!花をぱくってしちゃう時あったけど毒がないとはいえあんまりやらせないようにしなきゃ。