恐ろしい狂犬病!海外旅行では犬に限らず動物とのふれあいには気を付けて

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日本はワクチン投与が義務付けられており、犬から感染する狂犬病の症例はありません。
病気の恐ろしさが伝わり辛いせいか軽んじられてしまう事もありますが、全国で毎年万単位の人間が死亡しています。

狂犬病とはどんな病気か

初期症状は倦怠感や発熱等、風邪に似た症状ですが、知覚・神経異常や幻覚など脳炎症状を発症し最終的には昏睡し呼吸停止で死に至ります。自然回復は見込めない病気です。

飼い犬に狂犬病の予防接種を受けさせるのは義務

狂犬病の予防接種は日本の法律によって義務付けられています。
狂犬病は日本には無い病気だから犬にみだりに苦しみを与えるのは可哀そうだとワクチンを反対する意見もありますが、予防接種が義務付けられているからこそ病気が無いのです。その事を忘れない様にしましょう。

海外に居る動物には基本触れない

旅行先で人懐っこい野良猫や小動物を見かけても絶対に触らないようにしましょう。
周囲の人がふれあっていると、日本と同じ感覚で無意識に撫でてしまう人が少なくないようです。

日本とは異なり、野良犬が普通に路上を闊歩していたり、犬が放し飼いにされていたりする場所もあります。気を付けるだけでは防ぎきれないとっさの事故も充分有り得ます。
事前に予防接種を受けていく事を強くお勧めします。

噛まれてしまった後でも緊急対処法はあります

まずは噛まれたり接触があった患部を石鹸と水でしっかり殺菌しましょう。
曝露後予防措置と呼ばれる、発症を阻止するワクチン療法が存在するので出来るだけ早い段階で受ける事が重要です。
ワクチンがあるなら予防接種をしなくても大丈夫!と思わず必ず海外に出る場合は処置を受けてから行きましょう。手遅れになれば必ず命を落とすことになります。
また、ワクチンは数度打つ必要がある為、予防接種で受けて行った方が手間もかかりません。

「まぁ大丈夫かな?」が命を落とす

他国で犬や動物と接触があったら必ず診察を受けましょう。狂犬病は発症したらほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。

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