昨今YouTubeなどの動画サイトや、ツイッター・インスタなどのSNSで珍しい動物を飼育しているアカウントが度々話題になっています。
一般家庭でも飼育が可能!というのは裏を返せば、生き物と人間、もしくは双方が無理をして共存しているという歪な関係性かもしれません。
犬や猫がペットとして広く飼育されているのにはきちんとした理由が存在します。
Twitterタグ「#ペットにしても幸せにできない動物」に込められた願い
こちらのTwitterタグ「#ペットにしても幸せにできない動物」は、ペットに向いてない動物を飼育する事で、密猟や密輸を助長してしまう事や絶滅リスクを高めてしまう事を知って欲しいという、WWFジャパン(https://www.wwf.or.jp)からの呼びかけです。
医療費・食糧費が莫大に掛かる!
コツメカワウソやペンギンなどは実は一般家庭でも飼育が可能ですが、高級な食材を大量に必要とします。
その他にも、身体の大きな生き物は飼い主さんに何かがあった時に破産してもおかしくない程の食事を毎日摂取しなければなりません。
また、珍しい生き物は診てくれる専門のお医者さんも少ないです。
飼育自体がリスクと言って過言では無いのです。
新鮮な魚介類や果物は日本ではとても高価だもんね
ペットと人間、双方が快適な環境作りも困難…
野生で特殊な環境に住む生き物は当然、光熱費も莫大に掛かる恐れがあります。
その生き物にとっての適温・適所の環境が用意出来ないのであれば、お迎えは諦めた方が利口と言えます。
どんな富豪でも水道代・ガス代・電気代・土地代と…お金が幾らあっても足りなそう!
猫と犬がペット代表として優秀なのは理由がある
猫と犬はズバリ、人間の生活環境に適応しやすかったからこそ今日まで共存出来ているのだと言えます。
犬と猫は飼育に一般人が用意できないような、特殊な環境は必要がありません。
勿論飼育には他の動物と同様に、手間もお金も沢山掛かります。
しかし、比較的飼育しやすいというのは、世界中で広く飼育されている事、病院が点在する事、栄養バランスの良いフードが売られている事も理由です。