サランラップを使った「犬のインビジブルチャレンジ」は虐待か？

飼い主さんが軽々とジャンプしたラップの壁をペットの犬がどう超えていくのか？そんな動画がSNSで話題になっています。
犬の困ってる姿はちょっといじらしく可愛らしいと感じるかもしれません。
ですが、食品用のサランラップでペットと遊ぶのはやめておいた方が良いかもしれません。

怪我では済まない

無理やりラップを潜ろうとして絡まって脱臼したり、サランラップの膜が破けたり体当たりの衝撃で取れてしまったら、最悪首の骨を折って死亡させてしまう可能性があります。

犬はデリケートな生き物

犬は猫に比べると体があまり柔軟ではありませんので、何かの拍子に怪我をする可能性が比較的高いと言えます。また、猫とは異なり高い所から落下すれば骨折してしまいます。予測のつかない様な動作を求める様な、奇異な遊びをするべきでは無いかもしれません。

ラップで窒息する可能性も…

顔に巻き付いて息ができず窒息死する恐れや口に加えた拍子に飲み込んでしまう事も充分あり得ます。
犬がサランラップを誤食してしまう事故は実は良くあります。体内に張り付いて腸閉塞を起こす可能性も否定できませんし、そうなってしまえば全身麻酔で手術しなければなりません。
もしもサランラップを誤食したら即時病院で看て貰って下さい。

流行らせな方が良さそう

インビジブルチャレンンジに限られたことではありませんが、SNS上で「流行っているから」という理由だけで軽率に自分のペットに新しい遊びを導入するのは危険な行為かもしれません。
よく調べた上で安全性を確かめてから慎重に行うべきと言えます。