ペット不可物件でペットを飼うのはアリ？

賃貸は特に、汚れ・騒音トラブル・臭い等管理するに当たって面倒事を減らしたい、物件の価値が下がる可能性を考えてペットを不可にしているケースが殆どです。
ところがマンションやアパート等集合住宅でペットを飼育している人は少なくありません。

規約違反者が野放しになってる理由

ペット不可物件でペットを勝手に飼育している人が多い最大の理由は、発覚してしまったとしてもその時点で即時退去させる権限が誰にも無いからだと言えます。
大家さんや管理会社が行使できるとされる強制退去に関しても、法律に詳しい弁護士を雇い、裁判を起こし勝訴しなくては正式に退去させる事ができません。下手に無理やり退去させれば法律に触れてしまいかねません。
お金・時間・手間・面倒事を省きたい、更には家賃を継続的に払ってくれる事を優先したい管理会社が多い為野放しになってしまうという訳です。

ペット不可物件で飼う事のリスク

物件へのダメージや鳴き声のトラブルだけでなく、世の中には重度のアレルギーで動物の近くでは生活できない人も居ます。そういった人たちが実害を訴えたり慰謝料を請求してきた場合、強制退去程度では済まなくなってしまう可能性も否定できません。

ペット可物件は高い！

特に関東の都市部でペット可物件を探すと、分譲マンションか割高の物件ばかりです。
比較的安価な賃貸もありますが、気密性・防音性の低い家は騒音や臭いでご近所トラブルに巻き込まれかねません。高いなりの理由がありますので、ペットを飼育したいと考えるなら、お金に余裕を持ってちゃんとした物件を選ぶか安価な場所で家を借りるべきです。

鳥や金魚は大丈夫？

小動物に関しても昨今ではトラブルを避けるため契約書に予め書かれていますが、特に記載がない場合は勝手に飼育したりせず前もって不動産屋さんに聞いておきましょう。