冬の味覚をペットと一緒に!犬猫に柿やミカンは与えても大丈夫?

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美味しくて栄養価も高い、冬の味覚としての楽しみの一つとも言える果物ですが、犬も猫も体の構造が人間とは異なるため、基本的にフルーツを摂取する必要性がありません。
犬は甘味を感じる事が可能なので人間が与えずとも欲しがるかもしれませんが、あくまで主食としてではなく嗜好品として捉えましょう。
果物は動物にとって与えるのに問題が無い物、重篤な健康被害が出る物など、実は様々だったりします。
また、基本的に糖度が高いので、ペットに与えるならほんの少しにしておきましょう。

ミカンは犬も猫もOK!

みかんは猫にも犬にも与えても問題はありません。
ただし、猫はみかんの匂いが基本的に苦手です。酸っぱい物は腐っていると認識する防衛本能によるものです。人間にとっては陳皮は薬の一つですが、肉食性である猫は柑橘類の皮に含まれる成分、リモネンを摂取すると体内分解することが出来ず中毒症状を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。犬も皮や種は食べませんので取り除いてあげましょう。

柿は犬も猫もOK!

柿は猫にも犬にも与えても問題はありません。
β-カロテンが多く含まれている為健康維持にも有益ですが、糖度が高い果物なので与え過ぎにはご注意下さい。
実が硬めなので喉に詰まらせない様に小さめにカットしてあげましょう。
皮や種子に関しては消化に悪い為必ず取り除いてから与えましょう。

苺は犬も猫もOK!

苺は猫にも犬にも与えても問題はありません。
低血糖を起こすとされ、犬にはあまり良く無いとされる、キシリトールがごく少量含まれていますが、一度によっぽど大量に与えない限りは特に問題は無いと言えます。
猫に関しては苺の酸味を嫌がって食べない可能性があります。

ぶどうは犬も猫もNG!

果肉が柔らかく与えやすそうな形状のぶどうですが、猫・犬共に腎臓にダメージを受け、急性中毒症状を起こす可能性がある為一粒でも与えてはいけません。
中毒症状は分かりにくく、いつの間にか手遅れになってしまう可能性が高いそうです。
レーズンなどが床に落ちてしまった場合はペットが口に入れない様に直ぐに除去しましょう。
なぜぶどうで中毒を起こすのかはまだ解明されていないそうです。

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