在来種や生態系の影響が懸念されていた西表島内に住み着いた野良猫が、今年3月1日にすべて捕まったのではないか?という喜ばしいニュースが入りました。
島の環境のおかげか猫の状態は非常に良好で、今まで捕まった猫は無事飼い主さんや譲渡元、病院など然るべき施設へと届けられているそうです。
同島では過去にも環境省の事業で特定在来生物であるシロアゴガエルの根絶にも成功しています。西表島の猫対策成功例は世界的に見ても異例なのだそうです。
しかし猫の飼育需要は年々増えており、今後は島外からの猫の持ち込みが懸念材料となっているようです。
世界自然遺産推進室の仲盛敦室長補佐は今後もセンサーカメラや目撃情報収集などで野良猫の監視を徹底する方針です。
自然を保全するためにも今後も正しい飼育方法を徹底し、マイクロチップの装着、ワクチン接種など医療体制の徹底など島民個々の努力義務が求められると言えるでしょう。
猫の里親募集
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄では捕獲されたネコの里親を募集しています。
お問い合わせは(050―5526―2969)まで。
NPO法人どうぶつたちの病院 沖縄
ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど沖縄の野生動物、天然記念物、絶滅危惧種動物の保護活動を行っています
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