ブリーダーが犬の世話を放棄し動物愛護法違反で逮捕

東京都府中市新町で犬の世話を放棄し、飲食・糞尿・予防接種・空調管理等怠ったたことでブリーダーを営んでいた男性が動物愛護法違反で逮捕されました。男性は過去にも東京都から事件発覚まで５回にわたって指導を受けていたそうです。

ペットショップより安心、ということはない

ブリーダーさんからペットを受け取れば血筋や先天性の疾患がちゃんと分かるからペットショップよりは安心だと思うのは安易だと言えます。ブリーダーさんは十人十色、何が正解という明確なものもありません。
ショップもブリーダーも良心的なところであるかどうかまず見極めないといけません。

安易に始めてしまいがちなブリーダー業

実はブリーダー業は愛護の観点から批判も多い業種です。もちろんしっかり管理し、愛情を持って接しているブリーダーさんもいらっしゃいますが、秀でた個体だけを売る為に量産し、そこからあぶれた犬を非正規な方法で廃棄しようとする悪徳ブリーダーも多く存在します。
ブリーダーは愛情を持ちつつも常に冷静な判断力と管理能力が必要です。
犬猫が好きだからという安易な理由だけでは成り立たない業種と言えるでしょう。

なら、どこの犬を飼うべき？

命に優先度というものはありませんが、愛護の観点がどうしても気になるのであれば、保健所等の保護犬をお迎えするのが一番です。
どんな場所で出会ったとしても、自分が選んだ犬こそ運命だと思うことも決して間違いではありません。
境遇がどうであれ、飼う事を決めたのならしっかりお世話してあげてください。