犬猫のサプリにもあるけど、ウコンは本当に体にいいの？

肝臓に良いとされお酒をよく飲む人やペット用のサプリメントとしても利用されるウコンですが、その成分の一部が医学的な効能がほとんど見込めないのではないか？ということが最近の研究でわかってきたようです。

ウコンの何が健康に良いと思われていたのか

ウコンにはクルクミンという成分が含まれており、それが長年健康に何かしらの影響があると信じられてきましたが、このクルクミン実際は体内吸収ができないため人体に良い影響があるとは言いきれないという事です。

ウコンに限らずサプリメントは謎が多い

そもそもウコンに限らずですが、サプリメントは即効性が見込めるものが大変少なく、市販品の殆どが摂取しても、病気の改善や症状の緩和に繋がらないと言われています。
実際に影響があったように見えても、たまたま症状が好転したか、プラシーボである事が殆どだとさえ言われています。
ですが、消化器吸収の効率は悪くとも、腸内細菌との結び付きで影響を及ぼす様なこともあるため、吸収しにくいイコール全く意味が無いと言うのは早計ではないかという見解もあるようです。

肝機能の低下はウコンが原因であることも

実は食品摂取による肝障害の事例において、はっきり原因が分かっている中でもウコンの大量摂取がかなり多いと言われています。肝臓が弱い人ほど個人のさじ加減でウコンを摂取するべきではないということです。
ペットに与える場合にもまずはお医者様と相談してからにしたほうが懸命と言えるでしょう。