悩ましい猫のトイレ砂。結局どんな材質の物が良いの？

粒のサイズ

粒のサイズは実は猫にとってかなり重要です。大きい粒の物は肉球に刺さり易く痛い思いをするばかりか、踏ん張りが着かずトイレを嫌がって粗相をする原因にもなりかねません。
ですが小さい粒の物は粉塵が出やすい物や、トイレ容器から溢れた時に掃除が面倒な物も多い為飼い主さんにとってどちらを選ぶか非常に悩ましいポイントでもあります。

ほこり

ほこりが出易いトイレ砂は特にアレルギー持ち、鼻腔や気管支の弱い猫には禁忌となります。健康な猫にとってもグルーミングした際、この吸水ポリマーの粉末が体に入ってしまう可能性が高い為、あまり健康に良いとは言えないでしょう。猫砂を混ぜた時に粉が出たり、スコップに付着したり、空中に粉塵が舞うような物は使わないほうが懸命と言えるでしょう。
糞尿を固める成分が入った物は粉末が出やすいものが多いです。

匂い

糞尿を含んだ時どんな匂いに変化するのかも気になるところですが、元々の猫砂自体の匂いが独特で、人間にとっては平気でも猫に厳しかったり、その逆だったりするものもあります。

防虫効果があるか

天然素材の物は猫の体に優しく、飼い主さんにとっても安価で扱い易い物も多いですが、デメリットとしては虫が湧きやすい材質の物が多いです。加工されてない木材のトイレ砂は要注意と言えます。

快適さが仇になることも

猫の為にとことん快適なトイレ環境を追求したいところではありますが、あまりに快適なトイレを作ってしまうと猫がトイレとして認識できなくなってしまう可能性も考えられる事が厄介な点と言えます。柔らかい素材を求めすぎて、トイレと寝床の区別ができず、寝床で粗相をしてしまう猫も居る様です。