東京・日野市の多摩動物公園は昨年11月に3年ぶりに誕生したサーバルの赤ちゃん「ニール」と「バズ」を一般公開しました。
サーバルキャットと言えば、アニメ「けものフレンズ」で認知度が一気に高くなり話題になりましたね。
全体的にスマートでしなやかな体つき、彫りの深い野性味溢れた顔つきながら大きな耳は可愛らしさも感じます。
赤ちゃんもイエネコとは異なりあどけなさも有りながらやはり凛々しい顔つきをしていますね。
昨日は休園日(1/16)、いろいろな作業を行いました。サーバルの子どもを放飼場に試験的に出してみたところ、公開できそうとのことで、急遽、本日(17日)から開始しました。
最初は警戒していましたが、元気な姿を見せてくれました。詳しくはこちらをごらんください。https://t.co/CGpZPz1buK pic.twitter.com/JJDQ4yYIYM— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) 2019年1月17日
サーバルキャットってどんな生き物?
サーバルはポルトガル語で「猟犬」を意味します。農村部では実は害獣として扱われ、危険な猫の猛獣として特定動物に指定されています。
大きさはイエネコの3倍以上で気性が荒く獰猛ですが、小さい内から人間に慣らせば懐く事もあるようです。
サーバルキャットはペットに出来るの?
特定動物に登録されている品種の動物は都道府県知事の許可を得ないと飼うことが許されません。
しかも一体で約150万前後とイエネコと比べられない程高額です。
ペットとして購入するなら海外輸入が一般的ですが、昨今は日本国内にもサーバルキャットのブリーダーが存在しています。
現実的には難しい
犬は人と同等レベルのサイズの飼育はそんなに珍しいことではありませんが、猫は犬ほど従順な生き物ではありませんので、手加減知らずにじゃれ付かれてしまったら人間は大怪我では済まない可能性もあります。
それでなくともサーバルキャットは檻型施設完備・脱走対策の徹底化・定期点検・第三者への安全確保・標識掲示・マイクロチップ義務化など、普通のイエネコ以上にお金も手間も掛かるので、現実的にはよっぽどのお金持ちでも無い限り飼育はかなり厳しい生き物であると言えます。