嫌な事やルールを破る人間やペットを怒りたくなったり叱る心境は理解できますが、実は誰かを呵責する事自体がほぼ無意味である事はご存知でしょうか?
他者に文句を言ったり叱る事が定番化している人や、ペットのいたずらを怒鳴って止めている人は注意した方が良いと言えます。
ストレス発散になってない?目下の存在をサンドバックにしている
怒りを建前にストレスを発散させたいだけになっていませんか?
他国では怒る事自体が感情の制御ができていない幼児的で低俗な行為と見做されるそうです。
実際まともな大人であればその時々に適切な対応をするべきであって、感情に左右される事をしても意味が無いという事は直ぐ判断できる筈です。
怒りの感情をぶつけるというのはただの弱い者いじめであることを自覚するべきです。
その証拠に、偉い人や強そうな人など自分より明らかに立場が上の存在に表向かってその怒りは振るえない筈です。
支配欲に溺れないで!
愛情と支配欲を勘違いしていませんか?
叱る事が相手への愛情だと思ってしまう人が少なくありません。
それは脅しや恐喝と変わりありません。
相手をより良くする為!というのは言い訳に過ぎません。
自分の中ルールに相手を当て嵌めてそこに整合しなければ矯正するのが果たして本当の愛なのでしょうか?
どうして怒ってしまうのか?
怒るというのは知識や知恵が無くても勢いで相手の感情を揺さぶる事が出来る上に、ストレス解消まで出来る実は一挙両得な行為なのです。
人によっては怒る事へのエネルギーが勿体ないと感じるかもしれませんが、怒ったり大声で何かを否定するのは快楽や発散にも繋がる訳です。
これは脳のメカニズムによるものなので、ある程度仕方が無い事とも言えますが、怒る事がルーティーンになっているのであれば注意が必要です。
他者への怒りは結果的にマイナスしか生まないからです。
怒りの感情をコントロールできないというのはズバリ無精!?
子供・老人・ストレス・先天性精神疾患以外の理由で、健康な大人があまりにも怒りをコントロール出来ないという場合、愛情不足や無精が原因の一つにあるかもしれません。
理解しようと努める気持ちが欠けていると信頼関係が気付けない為相手を頭ごなしに否定したくなってしまうのです。
理解してあげようという気持ちを欠かなければ怒る事は徐々に減る筈です。