老々介護は人間同士だけじゃない。高額サービス・ペット介護の現実

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ドッグフード・キャットフードの品質が向上したことや医療技術の進歩に伴いペットの寿命も延びています。永くペットと家族として一緒に居られる事は喜ばしい事かもしれませんが、その分老化したペットの介護はとても悩ましいものになっています。

ペットは可愛いだけの感情で飼えない

勿論介護をする間もなくコロリと虹の橋を渡ってしまうペットも居ますが、ほとんどの場合は老いた事で足腰が弱り、動けなくなり、苦しんで死んで行く所を飼い主さんは責任を持ってお世話した上で看取らねばなりません。
高齢の飼い主さんは特に体力的に大型ペットの面倒を見るのが厳しくなってくるかと思いますので、前以って家族と相談し合い、お互いの将来を考えてペットを飼育する必要性があると言えます。
一時的な気持ちでペットを家に迎え入れる事は、お互いにとって不幸な未来を生む事になってしまうかもしれません。

介護サービスや施設は高額な上まだまだ発展途上

動物病院やシッターサービスは存在しますが、非常に高額となっており富裕層でもない限りはとても毎日利用出来る様な利用料金では無いそうです。
また、ペットの世話の全てを委ねられるほど業界全体でシステムが画一化しておらず、技術者も少なく施術やサービスも未熟である為、結局は飼い主さんの負担が大きくなってしまうのだそうです。

体力的にも精神的にもかなりの苦痛を強いられる

運動も出来ずトイレも満足に行けなくなってしまった場合、おむつの取り換え、排せつの介助に床擦れ防止にと、つきっきりで面倒を看なくてはならなくなるでしょう。
小柄な個体の猫ならまだしも、大型犬の介助は身体を持ち上げる等かなりの重労働になると言えます。
また、身体が元気でも認知症によって徘徊や失禁・夜啼きなどの症状が出てしまう犬猫も居ます。
それにより混乱で噛みついたり引っ掻いたりして暴れるペットも居ます。
これによって飼い主さんは心身共に疲弊し、追い詰められてしまう事もあるようです。

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