無理強いは禁物！犬の問題行動・悪癖を直すには？

犬の悪癖はなるべく若い内に矯正すべきと言えますが、成犬になってからでも改善は不可能ではありません。
必要なのは根気と正しい知識です。

無駄吠え

吠えたら何かをしてくれるという欲求解消の記憶が結びついている事が殆どなのでそれを取り除き、正しい状態に戻しましょう。基本的に吠えた時は構わない・無視・無反応の態度を見せ、犬が黙れたら褒めてあげるようにします。
吠え続けて収まらない時は、言葉数を減らして手を鼻先に翳して静止のジェスチャーと視線で駄目だよと教えてあげるようにしましょう。

甘噛み

噛み付きは癖になる上に、力加減をしなくなる等放置すればどんどん悪化していくので早い段階で矯正するべきと言えます。噛まれると反射的に声を上げてしまったり、手を出してしまう飼い主さんが少なく無いですが、犬に文句も鉄拳制裁も通用しません。
噛まれたら飼い主さんは一先ずその場を去って犬のクールダウンを図りましょう。
これによって遊んで貰えない＝噛んだら楽しくなくなってしまうという事を学ばせることができます。

拾い食い

室内に食べ物を置いて訓練しましょう。興味を示さなくなるようにするには、より良いご褒美を与えて拾い食いを我慢できたことを褒めてあげることが重要です。
犬が混乱しないように言葉数を減らしてダメな事をちゃんと理解させてあげてください。
昨今は毒餌を故意に撒く反動物愛護の心無い犯罪者も居ます。拾い食いはさせないように徹底しましょう。

ストレスや病気も疑う

犬の問題行動にはストレスや病気が隠れている可能性もあります。どうしても治らない場合は一度獣医さんにも相談してみる事をおすすめします。