猫は紐の付いたおもちゃや紐状になっている物が大好きです。
しかし紐状のおもちゃによる事故は大変多く獣医さんが警笛を鳴らしています。
※記事の一部に凄惨な表現を含みます。読む方はご注意ください。
紐付きのおもちゃの危険性
紐付きおもちゃは普通のおもちゃに比べて危険な理由があります。
紐が腸まで到達した状態で口から垂れ下がったおもちゃを引っ張ってしまうと中で腸が引っ張られてしまい、最悪内臓の壊死に繋がる恐れがあるからです。
紐には触らず病院へ
猫が誤飲によって口から紐を下げていたら驚いてしまうかもしれませんが、絶対に無理して取り除こうと引っ張ったりせず、即時病院へ向かうようにしましょう。
安易にそのまま消化されて出て来るかも?と考えるのも大変危険です。
早期発見・早期対応が大事な理由
来院しても予約していなければ大抵の場合直ぐには手術は行えません。
発見が早ければ内視鏡で摘出可能ですが、遅ければ負担の大きい開腹手術となります。
紐が腸へ届くまでは大体早くて3~4時間程度なので一刻を争います。
発見が遅れてしまえばそのまま亡くなってしまう恐れもあります。
紐のおもちゃを与えないのが安心
紐状のおもちゃは徹底管理するか、猫に与えない事が賢明です。
一部の獣医さんはその危険性から愛猫には絶対与えないと口を揃えて言う程だとか。
おもちゃだけでなく、服の装飾や糸くずやラッピングのリボンなど人間の生活にはさまざまな紐があります。
猫がいるご家庭ではこれらの管理も注意しましょう。
キャットタワーや備え付けのおもちゃの誤飲に注意
キャットタワーに備え付けの紐状の物で繋がれたポンポンや自動で動くおもちゃの誤飲に注意しましょう。 遊んでいる時は常に見守るか、それが出来ない場合は最初...