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通常よりサイズが小さい事から飼育管理のし易さ・成犬になっても可愛らしい・名前の響きの良さといった理由でティーカップドッグの人気は未だ根強いですが、不自然な繁殖方法の横行・怪我のし易さ・身体に異常が起こり易いなど問題も多いのが現状です。
ティーカップドッグって何?
ティーカップドッグと言う犬種は存在しません。ティーカップに入りそうな位のサイズの個体を総称します。
体の小さい個体を選んで繁殖させたものが一般的です。
何が問題なの?
体のサイズは遺伝性のものですが、生まれつき小さい体躯の犬はそう都合良く何匹も生まれて来ません。
なので病気や先天性の疾患がある犬を繁殖させている可能性も高いという訳です。
また、身体のサイズが小さいとその分発達の異常が出易い・軟弱・食事量や体温を調整するのが困難といった致命的なデメリットもあります。
見た目だけで飼う事を決めないで
犬の見た目の愛らしさで飼育を決めてしまうのはある程度仕方が無い事です。
しかし飼育出来ない様な自分の手に余る犬を見た目の良さだけで決めてしまうのはかなり危険と言えます。
また、こういった犬たちの多くは不幸な未来を辿る事が多い為、一人一人がティーカップドッグを欲しがらず、今後は飼育需要自体を減らしていく事が重要と言えるでしょう。