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東京都八王子市で一昨年、生後10ヶ月の子供が室内飼いしていたゴールデンレトリバーに噛まれ死亡し、飼い主である被害者の祖父母が書類送検となりました。
加害者は犬？人間？
この痛ましい事件に、犬の飼い主である祖父母に同情の声も上がっていますが、故意で無いとはいえ、人間の命が失われている事実からは目を背けられません。
犬が裁かれるべき、と思われるかもしれませんが、ペットは相当躾けていても何が善悪か時には分からない事もあるので、他の人間に危害を加えない様ペットをしっかり管理する事、万が一危害を加えてしまった場合、責任を持つ義務は全て飼い主にあります。
犬と一緒に子育てしてはいけないの？
犬は凶暴な牙を持っているから赤ちゃんと居させてはいけない、と極端な意見を言う人も居るかと思います。ですが、力の弱い者に対して危害を加える恐れがある存在は何も犬だけではありません。
特に犬が本気で咬み付く原因は、日頃のストレスや環境変化など、普段の生活習慣に起因している場合が多いです。
本来犬は自分より弱い立場を認識する事が出来る、優しい生き物ですので正しい飼育の知識と環境を持って共に生活する事が大事なのです。
ゴールデンレトリバーは気性が荒いの？
ゴールデンレトリバーは比較的賢く穏やかな気質の犬種ですが、レトリバーの中では精神的にやや未熟でやんちゃな所があり、興奮すると自制が利き辛い性格でもあります。
さらに大型犬なので、暴れた際など行動を制限するなどの管理も難しいです。
犬種に限らずですが、訓練や躾が出来ていないペットの監視を怠ってはいけないのです。