ラブラドール・レトリバーとプードルから生まれた「ラブラドゥードル」人間都合の交配・繁殖の残酷性

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オーストラリアン・ラブラドゥードルとは？

ラブラドール・レトリバーとプードルの交配で生まれた犬種の事を指しますが、現時点ではジャパンケネルクラブの公認犬種として認められていないため、血統書などは無く、ラブラドゥードルは雑種（ミックス）犬という認識です。

介助犬として生み出された犬種

抜け毛が少ない為動物アレルギーを引き起こすことが少ないプードルと、忠誠心の高いラブラドール・レトリバーを交配させて優秀な介助犬として新たな犬種を生み出す事が期待されていました。

ラブラドゥードルの哀しい運命

誕生したラブラドゥードルは性格・毛質・アレルギーの有無等個体でばらつきがある上、遺伝子疾患やてんかんを持って産まれた個体も多く、残酷な事をしてしまったとラブラドゥードルの生みの親であるウォーリー・コンロン氏は非常に後悔したそうです。
しかしラブラドゥードルはメディアで注目され需要がある為、今も工場や悪質な業者間で量産され続けているのだそうです。

人間の身勝手で生み出された犬種は多い

異なる犬種での交配はリスクがあり、犬の組み合わせによっては生まれつき体が弱かったり臓器や骨に異常が起きやすかったりと、遺伝的な疾患を持った個体が生まれやすい可能性があります。
見た目の良さや流行の為だけに生き物をどれだけ冒涜的なのかがこの事からよく分かります。