【2021年6月1日から】動物愛護法改正によって生後8週以内の生体販売が禁止に

0 いいね
読み込み中...

2021年6月1日から動物愛護法が改正された事によって、ペットショップやブリーダーなど生体販売を扱うお店から仔犬・仔猫の生後8週(56日以下)以内の販売が禁止になりました。
生体販売は愛護の観点から様々な問題があり、今後も更に規制が強化される可能性が高いようです。

仔犬・仔猫の生後8週(56日以下)販売の問題点は?

早い内から親と引き離された犬猫は、コミュニケーション能力や自己形成が上手く行かず、しつけに支障が出る可能性が非常に高いと言われています。
仔犬や仔猫の方が言うことを聞いてくれそう、というのは大きな勘違いなのです。
小さい方が可愛い、小さい時期は貴重だからその瞬間を大切にしたいと言う気持ちは多くの人が持つものですが、安易な考えはペットを不幸にします。

小さい犬猫の需要は変わらない?

ペットショップ・ブリーダーの仔犬や仔猫が圧倒的に売れています。
人間の「産まれたて」=可愛い、守ってあげたいと思う本能がある限り需要はなくならないと考えられます。
皮肉な話ですが、これは仔犬や仔猫に限らず赤ちゃんが大人に世話や保護をさせる為に備わっている生存戦略とも言えますので悩ましい問題でしょう。

今後は怪しいペットショップ・ブリーダーに要注意

まともな食事を与えずに極端に痩せさせたり栄養失調にさせ、小さな体や幼い見た目をキープし売ろうと目論んでいる悪徳ペットショップやブリーダーはすでに存在しています。
どんなに可愛くても、基準より明らかに小柄な犬猫を扱っているお店では購入しないようにしましょう。
可愛い!と思って購入するのは勿論愚行ですが、見捨てられないから…と購入するのも同じく悪徳業者の思うツボです。
目先の同情がさらなる不幸な犬猫を増やします。悪事に加担している事と変わらない事を自覚しましょう。

タイトルとURLをコピーしました