ワガママで食べないという場合は与え方を工夫すれば食べてくれる可能性も充分あります。
諦めず色々な方法を試しましょう。
フード周りの環境を整える
お皿を変えてみたり、フードを置く台を使って調整してみましょう。食器が食べ辛い形状だったり高さが合っていない可能性も考えられます。
食事するのに落ち着かない、集中できないなど環境が原因の場合もありますので、食事場所の環境も見直してみましょう。
但し場所をコロコロ変えたりする行為は犬を混乱させるので程々に。
おやつの量を減らす
小食の犬の場合おやつで満腹になっている可能性も考えられます。おやつは量ではなく与える事自体で満足感を得させるようにしましょう。
与え方を変える
犬は特に成功報酬が好きなので条件が揃うとフードが排出されるおもちゃなどを使ってみたり、フードを少しでも食べたら褒めるなどご褒美を用意してあげると食べてくれるかもしれません。
いつでも食べられると思わせない事も重要ですので、決まった時間にフードを用意し、食べなくても下げる様にしましょう。
出しっぱなしはフードの劣化も招きますので、決まった時間に下げる事で美味しくなくなって食べないという悪循環も防げます。
お湯でふやかす
食感が嫌いだったり季節によっては冷たいご飯が嫌という可能性もあります。
低温のお湯でふやかしたり、スープご飯風にしてみたら食べたというケースもあります。
温める
犬や猫は人間程味覚が鋭敏では無い代わりにとても鼻が利くので、香りでご飯を味わっているとも言えます。
少し温めてあげる事で香りを強める事が出来るので試してみると良いかもしれません。
別の物を混ぜる
ペット用のミルク・スープ・ふりかけなどをトッピングしたり、犬が食べられる食材でなるべく用意が難しくない物を選んで普段のフードに加え、変化を出してみましょう。
飼い主が食べてるのを見せる
食べた事の無いドッグフードは食べ物として認識できない犬も中には居ます。
人間のご飯を欲しがる犬には、飼い主さんがドッグフードを食べてるフリをするのが良いかもしれません。
逆に人間のご飯に見立てた物を用意するのも有用ですが、人間のご飯を食べても良いと学習させる行為は誤飲誤食のリスクも高いので最終手段にしましょう。