流行にストップ!生肉は本当に安全?ペットの身体に影響を及ぼす有害バクテリアの影響

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犬・猫のペットフードの代替品として火を加えていない生肉をそのまま与える、いわゆる生食餌が静かなブームとなっています。
ところが、国外では薬剤の耐性を保つバクテリアが含まれている事が分かり、問題視されているそうです。
ペット用の生肉産業はとても儲かるそうです。あなたは企業の策略に踊らされていませんか?

生肉は自然・健康的って本当?

元々肉食の犬猫には生肉を与えるほうが自然だと謳うメーカーは絶えませんが、長く人に管理・飼育されてきた生き物なので、既に自然の生き物ではなくなっています。
当然生肉が体質的に合わない品種も居ます。
今のところ、生肉を与えた方がペットが健康になるという根拠は生物学的にも科学的にも立証されていないようです。

生肉はペットフードとしても売られているが…

ペット用として販売されている生肉は予め菌が湧かないようにする処置や、有害な菌類を滅菌する処理が施されています。
ところが国外の動物の食肉用の餌のサンプルの内、なんと4分の3が胃腸感染症の原因となるバクテリアの限度値が超えていたそうです。
その結果、有害バクテリアは薬剤耐性があり、殺菌しようとしても充分に滅菌できていない可能性があると分かりました。
実際に国外では生食によるペットの中毒症状が問題になっています。
また、ペットに与えても良い食肉は基本的に種類が限られていますが、通販サイト等、規定外の生肉が横行しています。

結局生肉を与えちゃダメなの?

ペットの健康面を考えれば、現時点では生肉を与えるメリットはほぼ無いそうです。
寧ろ食中毒の懸念、抗生剤が効かない菌に感染する可能性、歯の汚れの原因、噛む力の減退、骨の処理の甘さが原因による口や内臓の怪我…等、デメリットの方がずっと大きいです。
震災時や被災した場合、生肉を好み生肉しか食べないペットにしてしまえば、非常時にご飯を食べられなくなってしまいます。

人間も無関係じゃない

唾液や糞尿を介して飼い犬・飼い猫からウイルスを貰ってしまう可能性も否定できません。食中毒や感染症等、命に関わる病気を患ってしまうかもしれません。

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