猫はなぜ喋るの?おしゃべりな子は何が違うの?

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猫は人間を大きい猫だと思っている?

高名な動物学者さんの見解ですが、「猫は人間を別種の生き物としてとらえていないのではないか?」という仮説を唱えています。
勿論人間に猫の心は分かり得ませんから、あくまで仮説なのですが、猫は犬とは異なり遊ぶ時もご飯を食べる時も、人間を特別な存在として扱う様な仕草は見せません。
話し掛けてくる理由のひとつも、猫が人間の事を「自分の言語が通じる存在」だと可愛い誤認をしているから、かもしれませんね。

猫が喋る理由は?

猫が人間に鳴いて訴える理由は、ざっくり分けると空腹・遊んで・ストレスのどれかになると思われます。特に威嚇をする時の声や発情期の声などは口を開閉させる事で抑揚が付く為より喋っている様に聞こえるのです。
また、クラッキングと呼ばれる興味を惹かれたものに関して鳴いて示す際の特殊な声音を出す仕草も喋っている様に聞こえるかもしれません。

そもそも猫は身体の構造上人語は喋れない

猫の舌は薄く、人間の様に流暢に言葉を紡ぐ事には適していません。なので実際には鳴き声にイントネーションが付く事で喋っている様に聞こえているだけなのです。
猫には声帯もありませんが、人間とは異なる方法と器官を駆使して鳴き声を発しているのです。
しかし猫は賢い生き物なので、人間が言葉でコミュニケーションを取る生き物であるという事をちゃんと認識しています。
猫がわざわざ喋る理由は、人間の真似や人間が好むからではないか?という仮説もあるのだとか。

猫をおしゃべりな子にするには?

比較的子猫の時代は鳴いたりお喋り旺盛な猫が多いですが、成猫になるにしたがって大抵は落ち着いてきます。
ですが、人間が愛情を持って話し掛け続けると、大きくなってもおしゃべりなままの猫になる可能性もあります。
おしゃべりな猫と過ごせるのは素敵かもしれませんが、集合住宅での飼育の場合、猫の声が騒音と判断され苦情が来てしまう事もあります。鳴き癖の躾に関しては注意が必要かもしれません。

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