この時期から始まる、安易なクリスマス商戦に向けてのペットショップの生体販売の安売りセールが、不幸なペットを産むと物議を醸しています。
ペットショップのシステム自体が問題?
実は日本以外の国には日本のようなショーウィンドウに飾るような業務形態のお店は殆ど無く、無許可での生体販売自体も徐々に無くなってきています。
ペットを買う為の審査も厳しい上、飼うならブリーダーや譲渡会、知人の伝などペットと出会う間口も日本に比べて狭いのです。
日本の様に、見てるとつい可愛いと思い買ってしまう、そんな衝動性を狙った一種のショービジネスとなっているのに問題があるのです。
動物愛護法改正を強く願う声が多数上がっています。
ペットをおもちゃのクリスマスプレゼントと一緒にしないで
クリスマスに子供が欲しがっていたペットを買ってあげる美談など数多くありますが、生き物である以上おもちゃの様に飽きたら放置という訳にはいきませんので、ちゃんと最期まで責任を持たなくてはなりません。
ペットがやってくるということは家族が一人増える事と同義、それ以上です。人間と異なり言語を解せない訳ですから、人間以上にペットにはお金が掛かります。良質なペットフードは人間の飲食物よりも高価で、病院の治療費もやはり人間よりずっと高いです。
セールのペット問題今後どうするべきか
せめてセール品として買われてしまったペットが幸せになることを願うしかありませんが、やはり不買でセールを辞めさせるのが一番といえるでしょう。
しかしそこで売れ残った犬・猫達の殺処分の末路を考えると、何が一体正しいのか色々と考えさせられます。