猫が近い将来今よりもっと長命になるかも?猫の腎臓病の発症原因を解明し治療法を開発

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東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授が猫の腎臓病の発症の原因を解明、治療法を開発しました。
現在は新型コロナウイルスの影響でプロジェクトが中断されているようですが、近い将来猫が今より長命になるかもしれません。

猫は腎臓が弱いって本当?

猫は高齢化すると腎臓病を発症します。腎臓は一度機能が失われると回復せず、長期に渡って苦しむ猫も少なくありません。

猫が腎臓病になる理由は?

人間の血液中に高い濃度のタンパク質(通称AIM)が含まれています。
それが脂肪細胞にたまっている脂肪を小さくしている事が判明しました。
しかし猫はこのAIMが機能しておらず、腎臓病になってしまうようです。

腎臓病ってどんな病気?

腎臓病は血液中の老廃物のろ過をして尿として体外に排出する役割を持っています。
ところが腎臓が悪くなるとその流れが滞り腎臓に負担が掛かってやがて腎臓病になってしまいます。

AIMを投与すれば猫は今より長生きになるかも!

猫に有効なAIMを若い時から投与し続ければ腎臓病を発症せず、今より長命になり、腎臓病で苦しむ事もなくなるのではないかという事が期待されています。
AIMは薬品や菌ではなくタンパク質なので、一般化するには現在の医療体制ではコストが掛かり過ぎて現実的では無いようです。
しかし、資金難が克服されれば今後猫の長命化が約束されるかもしれません。

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