猫は気分によって鳴き声を上げることもありますが、実は成猫が鳴くのに関しては、怒っている時・発情期以外では人間に対して何かを求める時だけなのです。
猫は人間の事を大きな猫だと思っていると言われていますが、実はちゃんと人間として区別が付いているのかもしれませんね。
成猫が鳴く理由
猫が人間に対して鳴くのは、子猫の時の特徴を持ったまま大人になる、ネオテニー(幼形成熟)だからだと言われています。お喋りな猫は人間にお世話をしてもらおうと可愛い声でアピールするのです。
実は人間も猫も子供から大人になるまでに頭骨の変化があまりに無く、ネオテニーの傾向がある為に一人遊びが上手いのだとか。
子猫が鳴く理由
子猫は成猫に比べても頻繁に鳴き声をあげますし、大人の猫にも鳴いてみせます。
子猫はお腹が空いている時や不愉快を感じている時に主に鳴き声をあげます。人間の赤ん坊が泣いてサインを送るのと同じ様なものです。
求愛で鳴く
猫は雄雌共に、発情期になるとかなり大きく特徴的な声で鳴きます。室内飼いの猫で避妊・去勢手術をした猫は鳴き声をあげる事はあまりありませんが、多頭飼育や雄猫は去勢された後でも習性が残る場合があるようです。
変な鳴き方をする時は
猫の鳴き声には幾つかパターンや理由がありますので、調べてみると良いかも知れません。
頻繁に鳴く場合は病気や喉に何かしら原因がある可能性あるので病院で診察してもらいましょう。
単純に好奇心から鳴き方を変えてみたり、新しい鳴き声を覚えただけ…というちょっと人騒がせなケースも無くはありません。