オーストラリア政府環境保護のために毒を入れたソーセージを飛行機から撒いて野良猫200万匹を駆除する計画

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オーストラリアでは、野良猫が固有種の生き物を食べてしまう為、保護の為に毒餌を使って駆除しようとする計画が上がっています。

オーストラリアに猫は居なかった

元々オーストラリアに猫はいません。飼われていた猫が迷い猫になったり、捨て猫になったりする事で増えてしまったのです。
その後、野生化した野良猫がオーストラリアに住む在来種の生き物を殺して食べてしまう事が問題になっているのです。
猫が原因で既に哺乳類20種が絶滅寸前になっており、固有種を脅かし、生態系を破壊する懸念がされています。

猫をさつ処分するのはエゴだと批判が殺到

猫をオーストラリアに持ち込んだのはそもそも人間です。その人間を責めるのは別問題ですが、人間のエゴで持ち込んだ生き物を人間のエゴで必要が無くなったからと殺すのは本当に正しい事なのでしょうか?

猫の駆除は目くらましではないか?と言う声も

猫を駆除する為にソーセージをばら撒くという雑な作戦自体に疑問の声も上がっています。
猫以外の生き物が食べてしまう可能性もありますし、50個という少数のばら撒きでは猫が駆除できる数もたかが知れています。そもそも猫が因果関係であるという確固たる証拠が実は無いのです。
それなら、駆除せずとも避妊手術を徹底するなど対策は幾らでも取れる筈です。
国が国民から森林破壊や人間都合の開発など、都合の悪い事実から目を逸らさせる為に形だけの環境保護に努め、上辺だけの体裁を取り繕っているのではないか?という意見もあります。

捕鯨の意識が強いオーストラリア

オーストラリアでは反捕鯨の意識が強い事もあり「鯨は駄目で、猫はころしても良いのか?」と動物愛護の面で非常に強く批判されています。
自然が多く国土が広い理由もありますが、17世紀以降の哺乳類絶滅の原因の3分の1はオーストラリアにあるとさえ言われている為、また同じことを繰り返してしまうのかとSNSでは悲哀の声も上がっています。

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