第二のマタタビ?キャットニップは猫にとっての合法ハーブ

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マタタビ以外にも猫のやみつき系の植物がある事はご存知でしょうか?
猫はハーブ系の匂いは原則苦手です。
それもそのはず、人間はハーブの持つ毒素を分解できる力を身体に持っているから薬にさえなりますが、猫にはそれがありません。猫には危険な物質である為本能的に避ける訳です。
ですが、猫にも猫が好ましく思うハーブもいくつか存在します。

キャットニップってどんな植物?

キャットニップとは、シソ科イヌハッカ属の多年草ハーブです。
猫が喜ぶためこの名前が付きました。
栽培していると畑を猫に荒らされる事が多い為、他国でも猫に由来した名前で呼ばれている事が多い様です。
イヌハッカの和名は、不要な物(否ぬ)・犬用と言う由来から来ています。

キャットニップの特徴

高さは約50〜100cm程で、全体的に白くて細かい綿毛が生えています。
葉っぱは三角状の卵形で若葉には芳香があります。夏季には白か紫色の小さな花を咲かせます。
西洋では古くから薬草としてよく知られており、人間用の肉料理・サラダ・お茶にも利用されています。
日本では長野県筑摩郡で発見されたことからチクマハッカとも呼ばれています。

キャットニップの作用って?

若葉から放たれる臭いには、ネペタラクトンと言う物質が含まれており、これには猫の誘因作用があります。
日本ではマタタビが有名ですが、外国ではこのキャットニップがマタタビと同じ役割を担う事が多い様です。

キャットニップの与え過ぎにご注意

キャットニップには猫を刺激する他リラックスさせられます。
ストレス発散や気分転換以外にも、トイレや爪とぎの場所を覚えさせる等しつけに利用する事も出来ます。
猫を直ちに害する物質は含まれていませんが、稀に中毒症状を起こす可能性もあるので注意は必要です。

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