昨今妄信的で厳し過ぎる保護団体が増えている事が問題になっています。
保護団体の態度の悪さで猫を譲渡してもらうのが嫌になったり、保護団体に不信感を抱いたりする飼い主立候補者さんも多いようです。
猫を守りたい、幸せになってもらいたい気持ちはもちろん理解できますが、猫を託す側、猫を任せられる側としての立場や信頼関係も大事です。
愛護団体は猫の幸せの事しか考えていない!?
飼い主になりたがる人を拒絶する様な態度ばかり取る保護団体は、基本的に猫の都合ばかりを押し付けてきます。
猫に生活の全てを合わせられるハイスペックな人を求めがちで、飼い主になる人への妥協も、要望に対する譲歩も基本的にしないというスタンスですので、こういった保護団体から猫を引き取るのはかなり厳しいかも知れません。
保護団体は心から猫を愛しています。それ故に今保護している状況よりも、猫がもっと幸せになれる環境じゃなければ満足できない、譲渡するに値しないと判断する訳です。
条件に沿っているのに断られるケースも!
部屋への訪問時、掃除が行き届いていない事を理由に飼育を却下される人も居ます。ゴミが落ちていたり不衛生であるというなら納得の理由ですが、置いてある物が多い、猫が暮らしにくそう、と難癖や言いがかりレベルの事で断られた人も居るそうです。
また、態度や金銭面、生育環境に一切問題なくても理由なしにお断りされるケースもあるそうです。
厳しい態度で接していないと軽く見られてしまうから?
保護猫団体には色々な人からの申し込みがあります。まともな人も勿論居るでしょうが、虐待目的の悪い人や、飼い主としての意識が著しく低い人の相手もしなければなりません。その経験が結果として全ての飼い主候補者さんに態度に出てしまっているのでは無いでしょうか。
良い人悪良い人を見極めるのは困難ですし、毅然とした態度で居なければ舐められてしまうと考えているのかも知れません。
また、別け隔てなく厳しくすることで猫のことをしっかりと考えた団体である事をアピールしたいのかもしれません。
男性には特に当たりが強い…
男性の単身者の引取りは最初から不可にしている団体も多いです。これは猫を虐待をする人間の男女比率は男性が圧倒的だからというのも関係している様です。
もちろん全ての男性が虐待する訳ではありませんし、女性が虐待に手を出す事もありますから、この意見を主張してしまうなら単純に暴論ですし男女差別になってしまいます。
猫が飼える適性や環境は勿論、人物像を見ている所もありますので、乱暴そうな男性には譲りたくない、というやや身勝手な感情論もありそうです。
本当に飼いたい人が逃げていってしまうのでは…?
そもそも猫を虐待目的に引き取ろうとしている様な人は団体の高圧的な態度なんて想定済みですし、下手をすれば数をこなしているので慣れっ子とさえ言えるでしょう。
寧ろ真面目に飼おうとしている人程「自分では駄目なのではないか…」と二の足を踏み萎縮してしまうものです。
結局お断りされた人たちは「じゃあ猫を飼うのは辞めよう」とはならず、店舗でせめて売れ残った子や老猫を保護しようと猫を買い求めに行ってしまいます。
その結果結局ペットショップやブリーダーが潤い、面倒を見きれないと引き渡されたり捨てられ保護猫達は更に増え、本末転倒の最悪な状況を作っていると言えるのでは無いでしょうか。
説明不足を解消するべき?
猫の虐待の事を懸念するなら「トラブルに巻き込まれた実例」をやんわりと事前に説明するべきですし、男性の事を拒むならせめて保護団体側の人間に女性が多く、トライアルの際の訪問が難しい等の理由を付けるべきです。
不幸な猫たちを少しでも減らしたい気持ちは同じ筈です。お互いの歩み寄りが必要ではないでしょうか。
愛誤団体無くなって欲しいね。
猫を自分が思い描く理想の形で愛してくれる人じゃないと納得出来ないんだよあの人達は。
友達が譲渡相談に行ったら、上から目線で見下して来たり鼻で笑ったり本当にひどかったみたいです。結局その子は別の保護団体の所では普通に猫譲って貰えたみたいなので、人の選り好みはマジであると思います!