犬が可愛いからとついつい抱っこをしてしまう気持ちは分からなくもありませんが、実は長期的な抱っこは飼い主さんとペットに悪影響を及ぼす可能性があります。
早い内に卒業してあげるのがお互いの為と言えるでしょう。
抱っこが辞められなくなる
小型犬ならまだ良いかもしれませんが、大型犬の抱っこ癖は重量的な意味合いで飼い主さんの負担がかなり大きくなります。抱き癖がつけば、度々赤ちゃん返りを起こしていつまでたっても抱っこをオネダリされる羽目になります。
犬を不必要に抱っこするべきでない理由
飼い主さんの身体に負担がかかる他、犬の目線が飼い主さんよりも高くなる事で自分が優勢の立場だと勘違いを起こす場合もあります。肝心な時に言う事を聞かなくなったり、躾にも影響するので避けるべきと言えます。
また散歩で歩こうとしなくなる等、運動不足の原因にも繋がります。
飼い主さんからの抱っこはOK
あくまで飼い主さんが抱っこするしないを判断し、犬に主導権を握らせてはいけないという事です。通院やお出掛け時等、犬を抱えられないと不便な場面もあると思います。
ただし犬が抱っこをせがんだ時に要望を叶えるのはNGです。
抱っこを辞めさせるには?
心苦しいかもしれませんが抱っこして!という態度を取ったら無視を決め込む他ありません。特に大人になってからではかなり根気が要るのでなるべく早い内から抱っこ離れをさせるべきです。
ただ我慢をさせるだけではストレスになりますので、別の遊びをして褒めてあげたりおやつをあげる事で抱っこをする事から気を逸らさせましょう。