動物愛護法改正案犬猫販売年齢引き上げ検討するも子犬・子猫などペットショップでは幼体の方が売れると反論も

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超党派の議員連盟「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」は11日、動物愛護法改正案をまとめ、来年の通常国会に議員立法にて提出する方針です。
この法案は飼い主の情報等個体識別出来るマイクロチップ装着を義務化し、犬猫(子犬・子猫)の販売可能年齢を、現状「生後49日経過」から、56日に引き上げようというものです。

なぜ子犬・子猫を飼うべきではないの?

幼い時期から親離れさせると、ストレスから噛み癖など問題行動が増えてしまう為、躾きれず持て余した飼い主の虐待に繋がるという懸念があるからです。
また、幼くて可愛いと飼い始めた人にとっては、大きくなったら可愛くなくなったから要らない、と遺棄の理由にも繋がる可能性も否定できません。

ペットショップはこの法案に反対している

まだまだペットを物として販売している業者が跡を絶ちません。商売である以上、売れ行きが好調な幼体を扱いたいというのが本音なのです。
実際ペットショップを利用するお客さんの層はお金を出して飼うのなら仔猫・仔犬が良い!という人の方がやはり多いのでしょう。
見栄えが良く、小さくて可愛らしい時期は確かに貴重ですが、ペットの成長はとても早く、幼さに価値を覚えるのならそれこそペットを飼うべきではありません。

この法案は通るの?

来年の通常国会にて議員立法で提出する方針との事で、まだ分かりませんが、出来れば早い内に法律として成り立ってくれると良いですね。
欧米では既に56日と決まっていますが、日本では売れ行きが悪くなり廃業に追い込まれるペットショップも少なく無いでしょうから、難しい所もあるかもしれません。

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