人間だけではない？犬猫にもコロナウイルス感染症がある

新型コロナウイルス感染症が中国武漢で発生し連日ニュースになっています。
このウイルスは感染力や感染経路等分からないことが多く、日本国内でのパンデミックも危惧され、27日から指定感染症として指定されました。

犬猫にもコロナウイルスによる病状があります

犬コロナウイルス、猫コロナウイルスも存在します。猫はコロナウイルスに感染しているのが一般的で、猫伝染性腹膜炎ウイルスに変異した際に症状が出て重篤化し命に関わります。
感染ルートは経口感染で、多頭飼育はリスクが上がります。

人間に感染するの？

コロナウイルスには二種類あり、人のみかかる風邪ウイルスと動物から感染する肺炎ウイルスが存在します。コロナウイルスは動物から人間に感染することが分かっていますが、種を跨いでの感染事例はあまり無く、コウモリやハクビシン等基本的に外で暮らす生き物からの感染ルートが殆どであり、飼い猫や飼い犬が居る事で発症するリスクが高くなるということは原則無いと考えられています。

特効薬がない…予防方法は？

27日の時点でコロナウイルスには特効薬が無く、対処療法での治療法しかありません。
猫コロナウイルスに関しては、症状が出てしまえば助かる可能性もかなり低いとされています。
予防策は人混み等の感染の恐れのある場所に近づかない事、猫の衛生面と室内飼育を徹底することです。