猫バンバンは逆効果?新常識はボンネットを開けて確認が正解

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猫が暖を取るために車の中に入り込んでしまった際、ボンネットを叩いて驚かし外に追い出す行為通称「猫バンバン」ですが、「やっても出てこない猫や余計に奥深くに潜り込んでしまう猫の方が多い」とドライバーさんから体験談に基づく注意喚起が出ています。

車の構造の問題も?

昨今の車は構造上、交通事故等安全面の考慮から、ボンネットとエンジンルームの空間が大きく保たれている為、猫が奥深くに潜り込んでしまう事が多いようです。
猫バンバンは浅いところに居る臆病な猫には有用ですが、エンジンルームの奥に入り込んでしまうと自分から出ていく事が困難になってしまう事もあります。

バンバン程度では出てこない猫が多い

臆病な猫なら良いのですが、音に動じない猫、入ったは良いものの出られなくなってしまう猫も少なくないようです。あまり機敏に動けない子猫や、耳の遠い老猫にバンバンという行為は無意味に等しいと言えます。また、クラクションを鳴らすのは耳の良い猫にとっては拷問の様な行為です。相手が野良猫であろうと、虐待と判断される可能性もあるので、絶対にやらないようにしましょう。

故障だけでは済まない

最悪ファンベルト部分に猫が巻き込まれてしまった場合、車が故障してしまいます。車内にこびり付いた猫の死骸を取り除くのを嫌がる業者も多いですし、頼めたとしてもかなり高額請求される事になるでしょう。

ボンネットを開けよう

複数猫が入り込んでいる場合や、折角追い出してもタイヤの下からもう一度這い上がって中に戻ってしまう猫も居ます。
さらに車種によっては座席の下にエンジンルームがあるもの等、ボンネットの中を覗いても猫がエンジン付近に居るかどうかさえ分からない場合もあります。
猫が入り込んでいる可能性が考えられる場合は出てくるのを待つか、自力で脱出が不可能そうな場合はJAFを呼びましょう。

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