動物愛護の観点から、生体販売を取り扱わなくなったペットショップが近年徐々に増えつつあります。
ペットを販売する事をメインにしていたお店は今後どういった方針で売り上げを出すのか、それともそのまま閉店になってしまうのか、気になるという人も多いのではないでしょうか。
実際のペットショップが導入した一例や、今後別の形で業務継続が期待される方法を紹介していきたいと思います。
トレーニングや犬の幼稚園などしつけ教室を行う
生体販売を減らす傍ら、専門的知識のあるスタッフが犬のしつけ教室を開き犬だけでなく、飼い主さんに犬に対しての正しい接し方をレクチャーする教室を見える場所に導入し人を呼び込んだという例もあります。
ペットホテルの開設
ペットを預かり面倒を見る施設や遊び場、宿泊できるペットホテルの業務をメインに変えたというお店もあります。
保護動物の専門出会いの場として
保護動物と設備が使える為ペットショップ跡地をそのまま利用しているお店も多いようです。
今までは敵対関係とも言えたペットショップと保護団体が手を取り合うというのは素晴らしい事かもしれませんね。
トリミング&ケアサロンとしてオープン
ペットのケアを全般に取り扱ったサロンを新規開店したお店もあります。
専門的な技術習得が必須なので、場合によっては店員さんの別途勉強・教育が必要ですが、ペットショップで働いていた人は本来トリマーを目指していた・トリマーの資格を有しているという事も多いので、比較的スムーズに業務移行できるのかもしれませんね。
ペットフードや関連商品の販売に特化する
生体販売に比べると売り上げが弱い為メインで行うお店はまだ少ないですが、ペットフードや関連商品の販売をしているお店は一番多いと言えます。
他には無い商品を取り扱ったり、製品に対する専門的知識がある人を配置するなど、競合店である量販店やホームセンターとは差別化できるひと工夫が必要と言えるでしょう。