人間は重症でない限り病院に行くだけで済む話ですが、ペットの場合はたとえ軽症だろうと大した病気じゃなくても病院に向かうには通院の為の車、ペットのキャリーバッグ、機嫌を取るためのケア用品等、人間以上の準備や労力が毎回かかります。さらに、人間の医療費よりも基本的に高額になりがちです。
人間よりも怪我が絶えない…
犬や猫は危険を顧みる能力が人間よりも低い為、とても軽率に怪我をしてきます。その存在は目を離せば直ぐに怪我をする人間の幼子に近いでしょう。永遠に子供位の知能しかない危うい生き物を十年以上大きな怪我をしないよう面倒見続けなくてはならないという事を忘れてはいけません。
ご飯も工夫しないといけない
内臓が病気になった場合、ご飯も一般的な物を与えるのでは駄目な場合があります。療養食は市販のフードよりも大抵高めです。症状が安定しない場合や、慢性的で治るような病気でない場合、一生療養食を与え続けなければならない可能性も出てきます。
持病持ちや高齢のペットは特にお金がかかる
加齢が進んだペットは人間と同じく介護が必要になります。
見た目重視の愛玩用のペットは無理な交配を繰り返した事で、先天性の病気を持って生まれやすい上、あとあと罹りやすい病気というものまであり、それを納得した上で飼育しなくてはなりません。
うちの猫はしょっちゅう怪我するから医療費すごいよ…猫は安く飼えると思っちゃあだめだよ。