何故保護団体は譲渡条件が厳しいのか
引き取っても結局飼いきれずにペットを返そうとする無責任な飼い主さんが増えたから、と言う事実もありますが、里親希望者の中にはペットとして家族として迎え入れるつもりなど最初から一切無く、犯罪紛いの行為に犬猫を利用しようとする、とんでも無い人間が居る為なのです。
身元確認・近況・自宅の中の環境まで視察されるのはトラブルを防ぐため
過干渉とも言うべき厳重な体制は、虐待行為を目的とした人物で無い確認をする為のものですが、真っ当な希望者からしてもプライバシーに関与する事なので、ハードルが高すぎると思われるかもしれません。
恐ろしい里親詐欺
自分では一切面倒を見る気は無いのに犬猫を無償で引き取ろうとする里親詐欺が横行しています。
保護施設には一度不幸な目にあった犬猫が集まる事が多いので、こういった詐欺に合わない様厳しい条件を付けてでも、今度こそ幸せになって貰いたいという想いが強いそうです。
里親詐欺の目的は?
里親詐欺は個人的な虐待目的が大半ですが、国外での食肉用・毛皮用・実験用として集めた動物を業者に売り捌いて利益を得ようとする人も居ます。
個人引き渡しは充分注意して
SNSの普及で身元が分からない人に安易に犬猫を受け渡してしまい、善意が悲しい結果に繋がる可能性も否定できません。
SNSはあくまで連絡時の一つのツールとして利用し、譲渡の際には条件を出して受け渡しても良いかどうか判断しましょう。