ニューヨーク州では猫の爪の切除を禁止する法律を施行しました。
違反者には1000ドル(約10万8000円)の罰金が科されます。
猫の爪を切るのが法律違反!?
猫の爪を整える為に切る事自体は問題ありません。
アメリカでは猫が爪を立てない様に爪が伸びる組織の骨そのものを切除する処置が広く行われていたそうです。この処置方法は残酷であるという理由から、今回の法律で事実上禁止になったということです。
猫の爪は必要なものであり、また切除時の痛みや心理的ストレス負担も大きく、残酷だと言われていました。
猫の爪切りは必要!
猫も人間と同様放置すれば巻き爪になり日常生活に支障が出てしまうので、こまめな爪の手入れが必要です。室内の猫は爪とぎを余程頻繁にしない限りは伸びてきてしまいます。
野良猫は外で硬い物に爪を引っ掛けて生活しているから爪切りをする必要が無いのです。
とはいえ猫の爪切りは難しい…
猫が爪切りを素直にさせてくれるか否かは、実は猫によってかなりの差があると言えます。ほぼ無抵抗で切らせてくれる猫も居れば、大暴れして飼い主さんがひっかき傷だらけになるというパターンもあるそうです。
猫は自由な生き物なので束縛される様な行動を好みませんし、武器である爪が付いている手元に触れられるのを嫌がるのは本能と言えます。
猫の爪切りのコツ
猫が嫌がったり怒る素振りをする間に素早く終わらせるのが一番です。
暴れてどうしようもない場合は洗濯ネットを利用するのも一つの手です。猫は習性上狭い空間が好きな上、洗濯ネットの目に爪が引っ掛かるのでカットしやすくなるのです。
どうしても猫が爪を切らせてくれない時はお医者様に切って貰うという最終手段もあります。