田舎でもノーリードは×
田舎で人も少ないから大丈夫!と思っている人も沢山いらっしゃいますが、基本的に犬のリード無しでの道端散歩は絶対NGです。
道路は公共の場所であり、動物愛護法によって「動物が人に迷惑・危害を加えない事を努めなければならない」と制定しているため、殆どの自治体は犬の放し飼いを条例で禁止しているのです。
つまりリード無しでの犬のお散歩は、最悪は法律違反となり、周囲の警告を無視し続ければ拘留や科料が科せられる恐れもあります。
どんなに利口な犬でも駄目
動物である以上どんなに利口で躾をしっかりしていたとしても、不測の事態は起こるものと認識して下さい。
飼い犬が他の犬や人や物など何かに襲い掛かってしまったら、全て飼い主さんの責任となります。
交通事故に巻き込まれる可能性や、連れ去り・虐待・悪戯の標的にされる事も充分有り得ます。
犬を広い所で遊ばせたいならドッグランを利用しよう
指定されたドッグランや、自分の家の敷地内で囲いがしっかり施されている場所でなら犬のノーリードも問題ありません。
ドッグランはペットの犬をリードなしで自由に走り回らせる事が出来る自由な広い敷地・設備です。
広い場所で自由に走り回らせるのは愛犬のストレス予防にも最適です。
他の犬が沢山居る事で愛犬が興奮してる場合は、一度落ち着かせてからスペースを利用しましょう。
犬はなわばり争いをする生き物ですが、社会性もあるので徐々に慣らしていけば他の犬との関係性も良好になる事が多いです。
首輪とリードだけで安心しないで
普段の躾も重要です。飼い犬と散歩で外に出たら貴方は犬の責任者なのです。
犬との信頼関係が無く、飼い主さんの言う事を聞かない状況での散歩もするべきではないと言えます。
信号が待てなかったり、飼い主さんより前に出て歩こうとしたり、意味も無くその場で急に立ち止まったりすれば、手綱があろうがなかろうが危険な状況になりやすいと言えるでしょう。
最低限「待て・行け・伏せ」は覚えさせておきましょう。