保護猫の引き取りに関しては基本的に里親に出す人や組織の条件を全部飲んで交渉成立となります。
無償譲渡と言えど、殆どの場合病院などのお金やケージなどの購入は必須になります。
これを逆手に取り、昨今は全く必要ない過剰なオプションやサービスまで付けて猫の引き取りと同時に多額のお金を要求する呆れた譲渡型保護猫カフェも存在するようです。
悪徳企業とグル!?
保護猫は基本的に引き取りにお金が掛かりません。あるとしても通院費や薬の代金のみが一般的です。
しかし昨今別途料金を貰って生体販売まがいな事をしている譲渡型の保護猫カフェが問題視されています。
ペットショップの売れ残りを販売、ペット保険の加入を迫ったり、高額なフードの定期便を買わせたり手口は様々。
企業とグルになってお客さんとの成約時に数%のバックを貰っているという訳です。
悪質な譲渡型保護猫カフェの見分け方はないの?
保護猫の里親募集はある程度条件に近似性があります。なので聞いたことの無い制度や契約を要求された時は都度質問し、持ち帰って徹底的に調べ絶対に即決しないことが大切です。
また、猫の健康状態や保護先で暮らしている環境、問題行動など無いかどうかも考慮しましょう。
猫を譲渡するまで見せてくれない、トライアルさせてくれない様なところは危険と言えるでしょう。
甘い考えを捨てよう
「引き取り手が無くて直ぐに処分されてしまいます」「人気なので引き取り手が引く手数多です」「次に来店されても飼い主さんが決まってしまうかもしれません」というのは悪質な組織の常套句と言えます。
猫が助かるならお金くらい!と思ってしまうかもしれませんが、その選択のひとつひとつが保護猫たちの未来を不幸にします。