日本へ接近中の超大型台風19号は勢力を保ったまま12日には関東に接近・上陸する可能性が非常に高いです。
台風の本当の怖さは訪れた後の爪痕にあります。家屋の倒壊の懸念もありますが、過ぎ去った後、もしたかしたら停電・断水・ガスの停止の恐れもあります。
来る災害に備えて対策は出来得る限りしておきましょう。
大型で猛烈な勢力の台風19号(ハギビス)は10日(木)9時現在、明瞭な台風の目を持ち、猛烈な勢力です。12日(土)夕方から夜には非常に強い勢力で、東海、関東に上陸する危険性が高まっています。台風への備えや避難の準備は出来るだけ今日10日(木)に済ませてください。https://t.co/UATWBvVVa1 pic.twitter.com/qZFXBPmdDr
— ウェザーニュース (@wni_jp) October 10, 2019
犬小屋も一時的に避難させる
風で飛ばされてしまうもの、壊れてしまいそうなものはなるべく事前に家の中へ避難させましょう。犬小屋も出来れば屋内に一時的に収容するか、それが無理なら小屋の中に水嚢・土嚢等の重しを置いて、ビニールカバーで覆い、ロープなど紐類を使って地面にしっかり固定しておく必要性があると言えます。犬の小屋は軽い上構造上風を孕み飛ばされやすいので、紛失の可能性もありますし人にぶつかって怪我をさせてしまう恐れもあります。
外飼いの犬も絶対家の中へ避難を!
危険なレベルの台風の時は例え完全室外飼いの犬であろうと必ず屋内に収容して下さい。大雨で小屋が冠水するかもしれませんし、強風で物が飛んできて怪我をする恐れや、体重が軽い子は吹き飛ばされてしまう恐れもあります。
室外に慣れている犬は屋内を嫌がる傾向があるので、普段から玄関先に入れて慣れさせておくと良いかも知れません。ストレスを感じさせない為に中遊びの道具や遊びも充実させてあげましょう。
犬の逃亡に注意
地震・台風等自然災害の後には犬や猫等ペットの迷子探しがとても増えます。
非常時は慌ただしくなりますからペットのことは後回しにしがち、注意力散漫になりがちです。
そんな只中、普段とは違うという状況を察知して怯え、飼い主さんですら予測できない動きをして逃げ出してしまうのです。
居なくなってしまったペットは高確率で戻ってきません。
災害時こそペットの動向をよく見守り、強い台風の時は絶対に室内に入れてあげましょう。