電子タバコはペットの体に影響あるの？

火を使わず、人体への有害物質が少ない事からたちまち普及した電子タバコですが、アメリカでは電子タバコが起因の疾患が確認され、今後電子タバコの利用が禁止される方針になりました。
電子タバコは味や香りが含まれる液体を気化して吸引するタバコの代替品でしたが、歴史が浅い為体への影響などまだまだ分からない事も多く、問題視もされていました。

日本でも禁止されるの？

現在の日本では電子タバコは禁止されていません。そもそも日本の電子タバコとアメリカの電子タバコは規格が違うので、一緒くたには出来ないでしょう。
あくまで憶測ですが、今後も死亡事件との関連性が科学的根拠として出ない限りは日本で直ちに廃止されることはまず無いと言えるでしょう。

電子タバコはペットに悪影響は無いの？

普通のタバコに関してはニコチンは当然有毒物質ですし、火は火傷の恐れがあります。その点電子タバコは一見安全性があると思われるでしょう。
ですが電子タバコに含まれるPG(プロピレングリコール)は猫の体にとって害毒です。
PGはウェットティッシュに含まれている事もあり、知らないで利用し続けペットを亡くした飼い主さんもいらっしゃるようです。

分煙・換気していれば大丈夫？

残念ながらタバコを吸わない環境を作らない限りは分煙等の努力はほとんど意味がありません。
タバコを吸うならペットを飼わない、飼うなら禁煙するべきと言えます。
直ちに影響がある訳では無いため、軽んじて犬猫の前で安易に喫煙し続ける人も少なくありませんが、実はペットは受動喫煙の影響は人間よりも遥かに高く、喫煙する飼い主さんのペットは病気に非常に罹りやすくなります。

PGフリーの電子タバコは大丈夫？

成分表に記載が無いだけで、香料等に利用されている可能性もあるそうです。また、電子タバコのリキッドを誤飲したペットの犬が死亡する事故も発生しています。